1-3,熊本県

 熊本県内唯一の特定機能病院である熊本大学病院では、心臓血管センターを設置し、緊急カテーテル治療はもちろんImpellaなどのショック対応機器を備え、急性心筋梗塞をはじめとする救急治療を積極的に行っています。また、県内の基幹病院に緊急治療可能な医師を満遍なく派遣する事で熊本県の急性心筋梗塞治療のクオリティ向上を図っております。さらに熊本大学病院循環器内科・心臓血管外科合同で、毎年、「熊本循環器市民公開講座」を開催し、狭心症や心筋梗塞、下肢虚血、不整脈などについての講演や、熊本大学病院で行う最新の先進医療まで、丁寧に解説しております。
「STOP-MIキャンペーン」に取り組むことで、より多くの県民の皆さまに循環器疾患について認識を深め、疾病の予防・治療に役立てて頂きたいと考えております。

「第16回熊本循環器市民公開講座」開催

熊本大学循環器内科では、2023年10月22日、「第16回熊本循環器市民公開講座」を開催致しました。

より広く熊本県民の皆様に循環器疾患についての認識を深めて頂くため、急性心筋梗塞など心血管疾患の

典型的症状である“胸痛”を深掘りし、専門家からの講演を行いました。

285名もの市民の方々に聴講頂くことができました。

この講演の情報を今後の疾病予防に役立てて頂き、早期発見・早期治療に繋がる事を祈念しております。

この講座は日本循環器学会のStop MIキャンペーンとも連動させて頂き、心筋梗塞の前兆と発症後の対応

の動画を供覧致しました。

さらにより広く県民の皆様に循環器疾患についての認識を深めて頂くべく、この講演会後、2024年1月8日、

収録した講演の模様をテレビでも放映を致しました。