地域活動などお知らせ
STOP MIキャンペーンの主旨は、「心筋梗塞には前兆があり、これまでに経験のない胸部症状(痛み、圧迫感、紋扼感、胸焼けなど)が数分程度の短時間でも出現するようになれば、前兆の可能性があるので、すぐに循環器内科を受診するべきである」ということを、一般市民に広く知ってもらい、いざそのような症状が出現した際には、躊躇わずにすぐに病院へ行けるようになってもらうことです。 そのためには、市民に対して頻回にメッセージを発信して、上記の考え方を浸透させることが必要です。
そこで、都道府県あるいは市町村を単位としてSTOP MIキャンペーンの「モデル地区」に指定して、地方自治体による保健行政の一環として市民への啓発活動を推進していただくようにしています。具体的な活動内容については、日本循環器学会と地方自治体の担当者の間で、定期的に打ち合わせをしながら決めていくようにしています。また、ポスターや動画、キャラクターなど日本循環器学会が所有する資材については、「モデル地区」の活動においても積極的に利用していただいています。啓発が十分に行われれば、その地域における心筋梗塞の発生数を半減させることが期待できますので、保健行政にSTOP MIキャンペーンの内容を取り入れていただける地方自治体がありましたら、日本循環器学会の事務局までご連絡いただきますよう、よろしくお願い致します。