「第16回熊本循環器市民公開講座」開催

熊本大学循環器内科では、2023年10月22日、「第16回熊本循環器市民公開講座」を開催致しました。

より広く熊本県民の皆様に循環器疾患についての認識を深めて頂くため、急性心筋梗塞など心血管疾患の

典型的症状である“胸痛”を深掘りし、専門家からの講演を行いました。

285名もの市民の方々に聴講頂くことができました。

この講演の情報を今後の疾病予防に役立てて頂き、早期発見・早期治療に繋がる事を祈念しております。

この講座は日本循環器学会のStop MIキャンペーンとも連動させて頂き、心筋梗塞の前兆と発症後の対応

の動画を供覧致しました。

さらにより広く県民の皆様に循環器疾患についての認識を深めて頂くべく、この講演会後、2024年1月8日、

収録した講演の模様をテレビでも放映を致しました。

 



摂津市STOP MIキャンペーン

摂津市STOP MIキャンペーンとは?

「MI」とは、「myocardial infarction」の略で、『心筋梗塞』という意味です。

心筋梗塞とは、心臓に栄養を送る血管(冠動脈)が詰まり、心臓の筋肉が壊死する状態です。

心筋梗塞の致死率は40%と高いのですが、そのうち病院に搬送される前に亡くなる人は8割以上に

上ります。つまり、病院にたどり着く前に亡くなる人がほとんどなので、一刻も早く受診することが

重要です。

また、心筋梗塞を発症した人の約半数は、発症する数日~数週間前に前兆*の症状があることが

分かっています。この段階で治療につなげれば安全に治療でき、心筋梗塞を発症せずに済むのです。

「STOP MIキャンペーン」とは前兆の症状を知ってもらい、前兆の段階で治療を受けることで、

心筋梗塞で亡くなる人を減らそうというキャンペーンです。

*前兆・・・◆今までに経験のない胸痛、胸部圧迫感、胸やけなどの症状

◆数分~10分程度で完全に消失する

◆繰り返すことが多い

◆歩行や階段で増強することもある

ただし、チクチクと針で刺すような痛みや、押さえたり、体位を変えたり、深呼吸によって増強

する痛みは心臓由来でないことが多いです。

 

全国初のモデル地区!!

「STOP MIキャンペーン」は、日本循環器学会が心筋梗塞による死亡を「半減」させることを目的に

開始したものですが、摂津市はこのキャンペーンを全国に展開するための全国初のモデル地区として

選ばれました。

心筋梗塞で亡くなる摂津市民の比率は、大阪府下の市町村の中で2番目に高いことから、

国立循環器病研究センターと連携して、平成29年度から取り組みを開始しました。「STOP MIキャン

ペーン」に取り組むことで、市民の心筋梗塞による死亡を減少させることを目指します。


STOP MIキャンペーンについて動画公開中!

令和2年度に摂津市の健康づくり推進月間(11月)限定で「せっつ 動画de健康フェス!~おうちで楽しく健康に~」を開催しました。

その中で、国立循環器病研究センター 心臓血管内科 医長の田原良雄先生に、STOP MIキャンペーンについてわかりやすくお話しいただきました。

ぜひ、ご覧ください!


STOP MI~心筋梗塞には前兆があります~ 動画はこちら

摂津市が全国初のモデル地区となったSTOP MIキャンペーン。心筋梗塞の前兆について一緒に学びましょう。


岩手県の各民放局にて活動を取り上げていただきました。

岩手県の各民放局にて活動を取り上げていただきました。
(1) テレビ岩手
 4/13(月) 18:54~19:00、(再放送)4/18(土) 21:54~22:00
(2) 岩手めんこいテレビ
 4/15(水) 22:48~22:54 
(3) 岩手朝日テレビ
 4/15(水) 23:10~23:15
(4) IBC岩手放送
 4/16(木) 18:55~19:00

放送の内容は下記からご確認いただけます。

【いわて!わんこ広報室】 第2回「心筋梗塞を予防しよう! ~STOP MI キャンペーン~」


国循×吹田市×摂津市 合同市民公開講座

2020年2月15日(土曜日)

国立循環器病研究センターと摂津市、吹田市が合同で市民公開講座を開催しました。

336名の方に参加いただきました。

 


摂津市の今後の展望

摂津市では心筋梗塞の前兆啓発活動(STOP-MIキャンペーン)への取組を継続されていくとともに

脳卒中の前兆啓発活動(FAST!!)に取り組をしています。

 

 

 


国循×吹田市×摂津市 合同市民公開講座

2019年10月22日(火曜日)

国立循環器病研究センターと摂津市、吹田市が合同で市民公開講座を開催しました。

324名の方に参加いただきました。

 


第12回熊本循環器市民公開講座 開催報告

今回開催した「第12 回熊本循環器市民公開講座」では、心臓病とその基盤にある高血圧など生活習慣病の心臓病とのかかわりについても講演を行いました。また講演会を行った上で、その講演会の模様を収録し、より広く県民の皆様に循環器疾患について認識を深め、疾病予防・治療に役立てて頂くようテレビでも放送を致しました。

 


第12回熊本循環器市民公開講座

 

 

 

 


浅田次郎先生にご講演いただきました

第17回心肺蘇生法市民公開講座にて浅田次郎先生にご講演いただきました。

先生からは、狭心症の症状に関する貴重な実体験を、具体的には、文庫本「アイムファイン」にある一病息災に執筆されている内容を中心に、ご講演いただきました。

そのうえで、自身の健康管理を中心に、啓発委員会メンバーとご対談いただきました。

 


第17回心肺蘇生法市民公開講座 開催

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第17回心肺蘇生法市民公開講座

「命の大切さを考える」-心肺蘇生法(コールアンドプッシュ)を学ぼう-

作家の浅田次郎先生に貴重な実体験をご講演及びご対談頂きました。

心肺蘇生実習キットを使用して、胸骨圧迫(心臓マッサージ)を実習。

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日 時              2019年3月31日(日) 13:00~15:30

会 場              横浜ワールドポーターズ イベントホールA
        〒231-0001 神奈川県横浜市中区新港2-2-1

参加費              無料

主 催              一般社団法人 日本循環器学会 集中・救急医療部会

プログラム

13:00 佐藤直樹(日本医科大学武蔵小杉病院)

13:05 講演・座談会
座長 木村一雄(横浜市立大学)、竹内一郎(横浜市立大学)
浅田次郎先生のエッセイ紹介と心筋梗塞の前兆に関するショートレクチャー
伊藤智範(岩手医科大学)

講演 「一病息災」
浅田次郎先生

対談
浅田次郎先生、伊藤智範(岩手医科学)、細谷弓子(東京大学)

14:05    休憩

14:25    心肺蘇生法講習
コースコーディネーター菊地 研(独協医科大学)

15:25   閉会挨拶:野々木 宏(静岡県立総合病院)